豪シドニーの首相公邸前で、森林火災のさなかに海外でのバカンスに出掛けたスコット・モリソン首相に抗議する市民ら(2019年12月19日撮影)。(c)Wendell TEODORO / AFP 【12月22日 AFP】オーストラリア東部で森林火災が猛威を振るうさなかにバカンスで海外に出掛け批判を浴びていたスコット・モリソン(Scott Morrison)首相が22日、ニューサウスウェールズ州地方消防局(New South Wales Rural Fire Service)本部を訪れ、森林火災の消火活動に当たっている消防士らをねぎらうとともに、米ハワイで休暇をとっていたことを国民に謝罪した。 制御不能に陥った炎を食い止めるべく数か月にわたって昼夜、消火活動に臨んできたボランティア消防士らには濃い疲労の色がみられた。 記録的な被害が出ている今回の森林火災では、ほぼベルギーの国土と同面積が焼失。東部
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