大量イワシ、一夜で消える 浦河港 引き潮で沖合へ 住民がっかり (11/08 10:05) 港の岸壁にも海面にもイワシの姿が見当たらず、がっかりする住民=7日午後1時40分 【浦河】浦河港にマイワシが大量に打ち寄せられた騒動から一夜明けた7日、港内に魚群の姿は消えていた。海上のイワシは海底に沈んだか、引き潮で沖に流れて行ったとみられる。新たに船揚場などに打ち上げられていたイワシの回収作業は午前で終了。前日に続き岸壁に集まった住民は、イワシがいなくなったと分かり、がっかりしていた。 同港では5日昼ごろからイワシが打ち寄せられ、6日は港湾管理者の町が約23トンを回収した。7日も朝から町や日高中央漁協の職員ら25人が出て、2時間半で約3トンを集めた。7日回収分は、ツブかご漁の餌として地元漁業者が分け合った。 町は「沖に流れたイワシが、どこかに流れ着く可能性がある」と引き続き注視する。 同漁協の土