最近SSL関連の脆弱性がたびたび話題になったが、これに関連してか、HTTPSを利用しているのにCookieのsecure属性を設定していないサイトについてが話題になっているようだ(セキュリティ研究家高木浩光氏によるTogetterまとめ)。 Cookieのsecure属性については、2004年に高木浩光氏がまとめた「安全なWebアプリ開発の鉄則 2004」の「CookieにSecure属性を」以下が分かりやすいが、この属性をセットしておくと、HTTPSでの通信時にのみそのCookieが送信される、というもの。secure属性が設定されていない場合、HTTP通信の際にもそのCookieが送信されるため、通信内容を傍受するなどでセッションIDなどが盗まれる可能性がある。 高木氏が検証したところ、secure属性が設定されていないサイトとしては全日空やニコニコ動画、OCNメールなどがあった模様。