ヤマト運輸は、インターネットの会員制サービス「クロネコメンバーズ」で、1万589人分の個人情報が流出した可能性がある、と発表した。不正アクセスにより、会員の名前や住所、電話番号、メールアドレスが閲覧された恐れがあるという。 同社は25日午後3時ごろ、外部からの不正アクセスを確認。その数は約19万件に上り、他社から別途流出したIDとパスワードを使い、同じ組み合わせで登録していた会員の情報が流出したとみられるという。 クロネコメンバーズは、荷物の集荷や再配達を受け付けるサービスで、会員数は約1千万人。情報が閲覧された可能性がある会員について、パスワードを変更しないとサービスが使えないなどの措置をとった。