商船などの乗組員を養成する独立行政法人の練習船に乗っていた実習生1人が、先月、船から下りたあとに自殺し、別の2人も自殺を図ったり行方がわからなくなったりしていることがわかり、独立行政法人が原因を調査しています。 この学生は実習を続けるかどうか悩んでいたため、神戸港に寄港した際に下船させ、実家に帰省していたということです。 また、先月13日に、19歳の男性実習生が練習船が停泊した際に海に飛び込んで自殺を図ったほか、先月30日には、別の実習生が保護者に「失踪する」という趣旨のメールを送ったあと、停泊中の自由時間に行方がわからなくなったということです。 学校の聞き取りに対し、自殺を図った19歳の実習生は「船に乗るのが嫌になり、船員という仕事が不安になった」などと話しているということです。 海技教育機構は「こうしたことが相次いで起き、大変申し訳ございません。第三者委員会を設置し、原因を調べます」と
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