天神様こと菅原道真公を祀る太宰府天満宮は、福岡を代表する観光名所の一つ。初詣でや受験シーズンの季節はものすごい数の参拝客でごった返します。 最近は特にアジア系の観光客で賑わっていて、最寄りの西鉄太宰府駅から天満宮へと続く表参道は「△ζ◎ξ%☆?」「◆λ◯β$♡龗龗!」と日本らしからぬ喧騒に包まれています。 お土産屋さんが立ち並ぶ参道の中でも十数メートルおきに行列ができているのは、太宰府名物・梅ヶ枝餅の店。 梅ヶ枝餅と言っても別に梅の枝が入っている訳ではなく、シンプルなアンコ入りの焼き餅で、その名前は大宰府に流され軟禁状態だった道真公に近くの老婆が餅を梅の枝の先に刺して格子の隙間から差し入れたという伝説に由来しています。 お土産物の甘いものは往々にして地元の人は見向きもしないということ多いものですが、梅ヶ枝餅はさにあらず。 ほんのりとした上品な甘さで、福岡県民ならみんな大好き。 辛党でも梅ヶ