■メモ まず仕事というのが、嫌だけど我慢してお金をもらうことだと知った。そしてそれが一生続くということも分かった。 怖くて怖くてしょうがなかった。この人生は嫌なことを我慢し続けているうちに終わる。 意味がない。この人生には意味がない。俺は人生というのが、もうちょっといいものだと思っていた。仕事というのももうちょっとやりがいがあって、生きるということには何かしら価値があるのだと思っていた。 全然違った。甘かった。でも仕事がつらくても、休みの日には何かしら意味のあることが出来ると思っていた。俺はプログラミングが得意で、作りたいソフトが山ほどあった。 休みの日に何か出来るということはなかった。休みには疲れをとり、ストレスを解消するので精一杯だった。物を作ろうと思えばどうしても疲れるしストレスもたまる。物作りなんて社会人が出来るようなことじゃなかった。 俺は甘かった。社会というのを舐めていた。人生