一瞬で開いたり畳んだりできる「ミウラ折り」という便利な折り方をご存知ですか?今や世界中で様々な技術に応用されているこの折り方は、実は日本人が考案したもの。地図を使ってその折り方を紹介するエントリーが、じわじわと注目を集めています。 ▽地図をミウラ折りにしてみよう 1970年に、宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構)の三浦公亮名誉教授が考案したというこの「ミウラ折り」。一軸方向に伸展するだけで開閉ができるという特性を生かし、人工衛星の伸展機構や、スタッドレスタイヤなどにも応用されています。また「 一瞬で開くことができ、畳むときも一瞬。」「折り目を磁北線(コンパスが示す方角)に沿わせることができる。」「逆折りにすることがないので折り目が破れにくい。」といった利点があるので、「地図」を折り畳む時にも役立ちます。 「ミウラ折り」の折り方の手順は以下の通りです。 1.垂直方向を5等分して、水平の折