eetimes.jpの記事より。米IBMはCo(コバルト)原子を1個ずつ操作する技術を開発し、原子大の磁気メモリの実現に弾みをつけそうだとのこと(IBMのリリース)。 記事によると、現在、記録密度が最も高い磁気メモリでも、1ビットの情報を記録するために約100万個以上の磁性原子を使っている。一方で、今回の技術を使うと、極めて少ない数の原子でも情報が記録可能な磁性記録構造を作り上げられるはずで、1ビットの情報を格納するのに、せいぜい5個の原子を使うだけでよいそうだ。 STM(走査型トンネル顕微鏡)を使って操作するってのが興味深かった。