いかにも昔からずっと食われてきた野菜みたいな面をして冬の食卓に上がってたけど 大根みたいなベテランに比べりゃはるかに幼いルーキーだと知ってすごい衝撃を受けた。 うちは貧窮しているので冬の食卓は白くなりがちなのだが、そのツートップの片割れが江戸時代には居なかったっていうね。 米すらろくに食えなかったあの時代に大根しか頼るものがないってそれ貧乏人死ぬじゃん、と思ったのだが。 明日葉なんかは昭和から平成にかけてようやく定着してきたけど、先々「これがぜんぜん出てこない食卓なんて想像できない」というレベルに成長するのだろうか。 キャベツも白菜もだいたい同世代なのらしいが、何故か白菜だけはずっと前からあるものだと信じ込んでいた。 名前がひらがなだからだろうか。不思議なこともある。
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