東京メトロ半蔵門線の九段下駅で列車がベビーカーをドアに挟んだまま発車したトラブルで、ベビーカーを押していた乗客に駆け込み乗車などはなかったことが、防犯カメラの映像で分かりました。東京メトロは車掌がホームの状況を十分確認しないままドアを閉めた可能性があるとみて調べています。 東京メトロが防犯カメラの映像を確認したところ、このベビーカーを使っていた家族は、列車がホームに到着する前から乗車位置で待っていたということです。そして、列車が到着すると先に母親が子どもを連れて乗り込み、続いて父親がベビーカーを車内に入れようとしているときに車掌が発車を知らせるベルを鳴らし、ドアを閉めていたということです。 東京メトロによりますと、九段下駅では車掌は目視とモニターで異常がないことを確認してからドアを閉めることになっていて、会社の聞き取りに対して「確認したが気付かなかった」と話しているということです。 東京メ