米航空宇宙局(NASA)の水星探査機メッセンジャーは、2011年3月18日に無事水星周回軌道に乗り、現在も水星の観測を行っている。その探査機がとらえた画像をもとに、色鮮やかな水星の映像を作成したそうだ。水星地表の岩石の化学的、鉱物学的、物理学的な差異が色の違いで示されている。 最近の衝突により生じたクレーターから広がる「光条」は、白色または明るい青色で表示されている。青色から濃い青色の領域は、光を反射しにくい暗い不透明な鉱物があるとされる。褐色の領域は、溶岩の噴出で形成された平原なのだという。 水星探査機メッセンジャーは、最近、太陽に一番近いはずの水星にも氷が存在することを検証したことでも話題となっていたね。