ジェイコブ・バーネットくんは2歳の時、中度から重度の自閉症であると診断された。医師は両親に、彼は一生会話をしたり、文を読んだりすることができない可能性が高く、また、ほぼ確実に「靴紐を結ぶ」などといった基本的な日常の活動を一人で行えるようにはならないだろうと告げた。 バーネットくんは現在14歳の大学院生で、量子物理学研究で博士号取得を目指している。BBCの報道によると、知能指数(IQ)170とされるこの少年は、いずれはノーベル賞を受賞するのではないかと予想する人もいる。
前の記事 「衛星成功に総書記は涙」:北朝鮮の核再開宣言とミサイル輸出 「物理法則を自力で発見」した人工知能 2009年4月15日 Brandon Keim Image credit: Science、サイトトップの画像はフーコーの振り子。Wikimedia Commonsより 物理学者が何百年もかけて出した答えに、コンピューター・プログラムがたった1日でたどり着いた。揺れる振り子の動きから、運動の法則を導き出したのだ。 コーネル大学の研究チームが開発したこのプログラムは、物理学や幾何学の知識を一切使わずに、自然法則を導き出すことに成功した。 この研究は、膨大な量のデータを扱う科学界にブレークスルーをもたらすものとして期待が寄せられている。 科学は今や、ペタバイト級[1ペタバイトは100万ギガバイト]のデータを扱う時代を迎えている。あまりに膨大で複雑なため、人間の頭脳では解析できないデータセ
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