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コルカタに関するtetsu_1895のブックマーク (7)

  • マンゴー売りとリクシャー | 写真とエッセイ by awazo.com

    町角に出した椅子に男が腰を下ろしていた。前には台が置かれている。男はコルカタの路上でマンゴーを売っているのだ。テーブルの上にはマンゴーが山積みになっている。でも、残念ながらここはあまり人通りがない。男の店にも誰もいなかった。男はじっと椅子に腰掛けたまま客が来るのを待っているのだ。 そんな屋台を眺めていると、通りの向こうからリクシャーが走ってきた。座席には二人のアバヤを被ったイスラム教徒の女性が座っている。目以外の全身を覆っていて、とても暑そうに見えるけれど、これは余計なお世話だろう。ふたりがマンゴーに興味を示すかどうか、じっと見守っていたけれど、ふたりはマンゴーには一切の興味を示すこともなかった。ふたりを載せたリクシャーはそのまま走り去っていったのだった。

    マンゴー売りとリクシャー | 写真とエッセイ by awazo.com
  • ビスケットに囲まれて笑う青年 | 旅と写真とエッセイ by オザワテツ

    青年は道端のありふれた雑貨屋で働いていた。男はここでビスケットを売っているのだった。目の前にはビスケットの山がある。様々な種類が売られているけれど、どれもこれもビスケットばかりだ。男はビスケットしか扱っていないようで、お店は雑貨屋というよりもビスケットの専門店のようだった。 この辺りでは、大の大人もビスケットを好むので、需要は結構あるのかもしれない。地元の人はチャイのおともにビスケットを齧る。紅茶にビスケットは良く合うのだ。

    ビスケットに囲まれて笑う青年 | 旅と写真とエッセイ by オザワテツ
  • 歩道の人々 | 写真とエッセイ by awazo.com

    大勢の人が歩道の上で屯していた。立ち並んでいる屋台の周囲に群がっているのだ。中でも軽を出す屋台は人気があるようで賑わっている。お店の前は混雑していた。 歩道にいる人びとの中にはスーツに身を包んだサラリーマンもいれば、タンクトップ姿の肉体労働者もいる。みな周りで立ち止まってべている。ホワイトカラーもブルーカラーもここで同じものをべているのだった。ふと時計に目をやると、ちょうどお昼時だった。ムシャムシャべている人たちを眺めていると、僕も小腹が空いてきた。

    歩道の人々 | 写真とエッセイ by awazo.com
  • 歩道のタイプライター | 写真とエッセイ by awazo.com

    郵便局に行くと、歩道の脇にいる男が目についた。机を置いて、椅子に腰掛けている。そして、男の目の前には昔ながらのタイプライターが置かれていた。男はそこで仕事をしているのだった。どうやら、そこは男の仕事場のようだ。 カタカタカタとキーボードを叩く音が歩道に響き渡っている、晴れた日には外で仕事するのも気持ちがいいに違いない。でも、暑い日が続くインドにだって雨の振る日もある。いったい雨の日はどうやって仕事をしているのだろう。傘でも差しながらタイプするのだろうか。

    歩道のタイプライター | 写真とエッセイ by awazo.com
  • 町角のチャイの屋台 | 写真とエッセイ by awazo.com

    路地の一角に小さなお店があった。店というよりも小さな屋台だ。ここはチャイのスタンドだった。チェック柄のルンギを穿いた年配の男がどっかり腰を下ろして働いている。ここではチャイは国民的な飲み物で、このようなチャイスタンドは町の至るところにある。男の横にはパンやビスケットも見える。チャイのスタンドでは、このようなおやつも売っていることが多い。このようなスタンドで軽く事を済ます人もいるのかもしれない。 鍋を手にした男は黙々と注文に応じてチャイを作っている。お客は次から次へとやって来て、男は忙しそうだ。この辺りの気温はとても高くて、蒸し暑いのにもかかわらず、地元の人々は仕事の合間に熱々のチャイをクイッと一杯引っ掛けてるのが好きらしい。一杯の値段は4円から7円程度だから、地元の人でも気軽に飲むことが出来るのだろう。僕も歩いている最中によくチャインスタンドに立ち寄ったものだ。汗ダクダクになりながら、熱

    町角のチャイの屋台 | 写真とエッセイ by awazo.com
  • 歩道のケバブ | 写真とエッセイ by awazo.com

    歩道には鮮やかな水色に塗られた椅子が置かれていて、タンクトップの男が腰掛けていた。男はそこで仕事している。店先でケバブの下拵えをしているのだった。ブロックに刻まれた肉が目の前のボウルの中に入っていて、男の左手には串が沢山握られている。そして、男は無言で肉を串に刺し続けているのだった。 肉を刺し終えた串は男の目に山積みになっている。みな赤く染められているケバブはちょっと辛そうだったけれど、同時に美味しそうだった。

    歩道のケバブ | 写真とエッセイ by awazo.com
  • 男は日本では見かけないユニークな包丁で魚をさばいていた | 写真とエッセイ by awazo.com

    裸足の男が道端にしゃがんでいた。魚屋の露天商だった。大きな刃の付いた道具を前に置いて、足で台を押さえながら魚をさばいている。近づいてカメラを構えると、男は手を止めて一瞥をくれる。 見ての通り、男が使っているのは日ではあまり見かけないタイプの包丁だ。立った刃が取り付けられた据え置き型の包丁なのだ。日で使われている包丁は包丁を動かして物を切るのだけれど、この包丁は据え置き型なので切りたいものを動かして切るようになっている。男も魚を上下に動かしてさばいていた。 この辺りでは魚屋だけでなく、堂や肉屋でもこのタイプのものが使われているのを見かける。とてもメジャーな道具のようだ。でも、インド以外では見たことが無いかもしれない。

    男は日本では見かけないユニークな包丁で魚をさばいていた | 写真とエッセイ by awazo.com
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