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2016年9月2日のブックマーク (6件)

  • 銭湯の入り口にかかるのれんに人力車が描かれていた | 写真とエッセイ by awazo.com

    目黒駅の近くの大通り沿いに銭湯がある。写真はその入口だ。のれんが掛かっているところを見ると営業しているようだ。でも、まだ夕時間前だったので、ここを出入りする人の姿はなかった。ほとんどの人は夕飯をべて寝る前に来るだろう。今、のれんをくぐれば、大きな湯船を独り占め出来るのかもしれない。 それにしても、西洋人はなぜ公衆浴場に入るという習慣を捨て去ってしまったのだろう。古代ローマ人はあれだけお風呂が好きだったのに、現在のヨーロッパには日の銭湯に相当するものは存在していない。あるのは治療目的の温泉ばかりだ。 そのため、現代の西洋人は日の銭湯やイスラム文化圏にあるハマムに異文化を感じるようだ。巨大な富と権力をもつローマ帝国だからこそ公衆浴場の運営ができたとも、キリスト教が普及した結果、男女が肌を見せ合うことが許しがたいことになってしまったともいわれるが、そもそも湯に浸かることにそれほど魅力を感

    銭湯の入り口にかかるのれんに人力車が描かれていた | 写真とエッセイ by awazo.com
  • 歩道のタイプライター | 写真とエッセイ by awazo.com

    郵便局に行くと、歩道の脇にいる男が目についた。机を置いて、椅子に腰掛けている。そして、男の目の前には昔ながらのタイプライターが置かれていた。男はそこで仕事をしているのだった。どうやら、そこは男の仕事場のようだ。 カタカタカタとキーボードを叩く音が歩道に響き渡っている、晴れた日には外で仕事するのも気持ちがいいに違いない。でも、暑い日が続くインドにだって雨の振る日もある。いったい雨の日はどうやって仕事をしているのだろう。傘でも差しながらタイプするのだろうか。

    歩道のタイプライター | 写真とエッセイ by awazo.com
  • ボントックの四人組 | 写真とエッセイ by awazo.com

    町の中心部を歩き回っていた。州都の中心部とは言っても、ここはかなりの田舎町だ。すぐに道という道を歩きつくしてしまう。そんな中心部を歩いている最中のふたりの男の子とふたりの女の子に行き会った。四人は仲良く一緒に遊んでいたのだった。好奇心旺盛の四人は僕の持ち歩いていた一眼レフに興味津々で、遊ぶのを一旦中止して僕に注視することにしたようだ。 カメラを向けると歩道にしゃがみながら思い思いの表情を見せてくれた。みな写真を撮られるのを楽しんでくれていると思っていたら、一番手前の男の子は真面目な顔でこちらを見ていた。

    ボントックの四人組 | 写真とエッセイ by awazo.com
  • 新宿駅前を歩く人びと | 写真とエッセイ by awazo.com

    新宿駅西口にある歩道橋の上に立ち止まって、駅前の歩道の人の流れを眺めていた。大勢の人が行き来していて、歩道は大層賑わっている。新宿駅の一日の乗降客数は300万人を超えて、世界最多を誇るのだという。駅の周辺はいつだって混雑しているのだ。 平日はスーツを着込んだサラリーマンが多いのだろうけれど、この日は週末だったので仕事中の人よりも買い物を楽しんでいる人の方が多いようだ。駅ビルの中にある喫茶店にいる人たちものんびりと時を過ごしているように見えた。いずれにしても、それぞれが休日を楽しんでいるに違いない。

    新宿駅前を歩く人びと | 写真とエッセイ by awazo.com
  • 山手通り | 写真とエッセイ by awazo.com

    山手通りと目黒通りの交差点に立っていた。ここは立体交差になっている。ウロウロとやって来た僕は陸橋の上に立ち止まって、ぼんやりと山手通りを眺めていたのだった。通りの両脇には中層のマンションが建ち並んでいて、中目黒の方へ向かって真っ直ぐに伸びている。 混んでいる時もあるけれど、この時の山手通りは空いていた。自動車も思い通りにスイスイと通りを走っているように見える。ハンドルを握っている運転手も心地よいに違いない。

    山手通り | 写真とエッセイ by awazo.com
  • ビニール袋をぶら下げて疾走する女性 | 写真とエッセイ by awazo.com

    狭い路地には露店が立ち並んでいた。様々な材が売らている。その路地を歩いていると、向こうから自転車がやって来るのが見えた。ペダルを漕いでいるのは女性だ。自転車のハンドルにはビニール袋が幾つかぶら下がっているのが見える。 おそらく女性は市場で買い物を終え、家に向かって急いでいるのようだ。よほど早く家に帰りたいのだろう。狭い路地を風のように駆け抜けている。通行人なんてお構いなしに、女性はペダルを漕いでいるのだった。

    ビニール袋をぶら下げて疾走する女性 | 写真とエッセイ by awazo.com