TBSTV「運命の人」が最終回を迎えた。原作で言うと、最終巻をほぼ1日の二時間スペシャルにまとめたという感じである。またTVらしい脚色もあり(琉球ガラス職人の女性が米軍被害者の少女に直接会うというようなこと等)、どうかという点もなきにしもあらすであった(読売渡辺恒夫モデルがかっこよく描かれすぎ)が、原作にない2011年の風景もちらりと見せて終わらせたことには「よかった」と思う。近年にない良心的な作品であったのではないか。ちなみに原作はつい一週間ほど前に読み終えたのであった。 「 日本全体のうちの0.6%に過ぎない面積に、米軍基地の75%が集中している異常な状態が、祖国復帰後13年経っている今なお続いていることを、本土のヤマトンチューはどれほど知っているだろうか。 新聞記者時代、沖縄返還協定の取材に当たり、最初にスクープ記事を放ったのが、米軍の基地返還リストであった。 当時、弓成は記事の中で
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