インターネットの普及に伴って、「どこにいても」「誰とでも」容易にコミュニケーションが可能になりました。コミュニケーションの可能性は、時間や空間の物理的制限を超えて、「いつでもどこでも誰とでも」という世界が実現し始めています。 こうした変化は、「遠く離れた恋人とメッセンジャーで会話する」といったような、各個々人が誰とどのようにコミュニケーションを行うかという問題にとどまらず、企業が製品やサービスを開発して提供していくプロセスの中にも影響を及ぼしつつあり、今後その影響はどんどん拡大していくと思います。 企業とユーザーが直接対話を行いながら製品の改善を行ったり、新製品の企画すら行っていくという事が可能になってきており、実際にそういう事例が出始めています。そしてそういう変化が最も早く訪れているのは、まさにそのインフラそのものであるインターネット産業だと思います。 企業とユーザー、といった境界すら存