3月20日、お隣の韓国で銀行や放送局のコンピュータシステムを狙った大規模なサイバー攻撃が発生した。現時点で原因となったコンピューターウイルスや被害企業内部で拡散した仕組みに関してほぼ解析が終わり、「何をやられたか」はおおむね判明してきた。だが、「どうやってそれを仕掛けたのか」はまだ発表がない。どうしてこのような事件が発生したのか、日本にいる私たちにも関係あるのか、今後どうすればよいのか。今回は
Yahoo! JAPANに侵入した不正プログラムが、約127万件のデータを外部に送信しようとしていたという。 ヤフーは4月4日、「Yahoo! JAPAN」を管理するサーバへの不正アクセスを検知したと発表した。システムに侵入した不正プログラムが大量のデータを外部に送信する直前に遮断したという。 同社によると、2日の午後9時過ぎに不正プログラムが作動しているのを発見。Yahoo! JAPANのユーザー名、不可逆暗号化されたパスワード、登録メールアドレス、パスワードを忘れた場合の再設定に必要な情報の一部を抽出した、約127万件のデータのファイルが作成されていた。同社はこの時点で不正プログラムを強制停止させ、データが外部に持ち出されるのをブロックしたという。 ヤフーは、不正アクセスを防止するための対策を講じているものの、「今回の事態を厳粛に受けとめ、全社を挙げて原因究明と再発防止に取り組む」と説
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