初代虎(左)の構えるミットに必殺の張り手を叩き込む鎌苅氏 復讐じゃ。元関脇貴闘力の鎌苅忠茂氏(46)が14日、リアルジャパンプロレスの後楽園ホール大会(12月12日)でデビューすることを正式表明。改めて大仁田厚(56)に挑戦状を叩きつけた。初代タイガーマスク(55)は通常ルールでの対戦を要請したが、鎌苅氏は「何でも大丈夫」とデスマッチも辞さない覚悟。かつて大相撲を沸かせた名関脇が、いきなり邪道マッチでデビューする可能性が高くなった。 いったん火がついた報復の炎はもはや、誰にも止められなかった。 この日、会見に臨んだ鎌苅氏は「大仁田と12日に戦わせてほしい。プロレスうんぬんよりも、リングでボコボコにする。それで満足です」と、同団体を主宰する初代タイガーにプロレス挑戦を正式表明。初代タイガーは「一発でも(大仁田を)張れれば納得するかもしれない」と鎌苅氏の情熱に根負けする形で、ゴーサインを出した