ツール・ド・フランス2018第12ステージ現地レポートby綾野 真 主役級選手たちが次々に去るツール 厳しすぎるコースとラフな観客たちによって引き起こされた事故 3日連続のアルプス山岳ステージに有力スプリンターのほとんどがレースを去った。ラルプデュエズの大興奮から一夜明けるとまたひとり、総合争いの有力候補ニバリがレースを去ることに。かつてこれほどまでに早い段階で「主役たち」が居なくなるツールがあっただろうか。 一部でバイクのモータードーピング疑惑をかけられたトムス・スクインシュ(ラトビア、トレック・セガフレード)がE-Bikeで走り回っての抗議 photo:Makoto.AYANOスタートに備えて用意されていたリゴベルト・ウランのバイクだが、ルーフから降ろされることはなかった photo:Makoto.AYANO 打倒チームスカイを期待されるトム・デュムラン(オランダ、サンウェブ) pho