このエントリについているコメントはおおむね投稿者に好意的で、それらをみているとやや大げさではありますが、公衆の敵「パブリック・エネミー」にされるというのはこういう気持ちなのかもしれないとも思えてきます。 そもそも、私の専門はジェンダー論ではなく、性表現について取材を受けても言うべきことがないので困るだけです。また、ネットで多少話題になったとしても、学内でのプレゼンスが上がるということはまずありません。プレゼンスを上げたければ、真面目に研究をやって優れた論文や著作を書くか、他の教員が嫌がる仕事を積極的に引き受けるほうがはるかに効果的です。 もっと言えば、学内でのプレゼンスが上がるというのは、研究や教育以外の仕事が降ってくるということでもあり(なのに給料が上がるわけでもない)、私としてはむしろ避けたい事態です。もちろん、そうした仕事がまわってきても、引き受けるようにはしていましたが。 ともあれ