「ヨコをタテにするだけ」 ジャーナリズムはどう定義される概念なのだろうか? 私が昔働いていた毎日新聞の先輩記者は、こう言ったことがある。「ジャーナリズムは志(こころざし)だ」。つまり新聞記者などのジャーナリスト個人が、社会正義のために身を賭して行うものなのであるということなのだろう。 しかしそうした考え方は、最近は受け入れられない。私も同意できない。社会正義という目的にしても、そもそもその正義はいったい誰のための正義なのか。たくさんの価値観があれば、たくさんの正義がある。価値観が多様化しているときに、社会正義はもはや一意ではない。 ジャーナリズムは記者が取材し、取材した情報を発信することだという見方もある。しかしインターネットの情報洪水の中で、一次情報の価値は下がっている。もちろん権力監視する調査報道はいまも重要で、普通の人にはアクセスできない情報をとってくる価値は減ってはいない。けれども
ささやかれる Web 広告問題。 それは見られてもいない広告が膨大に売買されていることだ。 メディアも、広告主も、そして読者をも幸福にしない 広告ビジネスに転換期がやってくるのか? 見え始めたバナー広告終えんの動向と、その“次”を探る。 バナー広告のある風景は、もう続かない——。 こう述べるのは、ジャーナリストの Alex Kantrowitz 氏です。Digiday「The Banner Industrial Complex Under Threat」(脅威にさらされるバナー広告産業複合体)から引用します。 もし、君がバナー広告とパッケージになった Web ページの姿を愛しているなら、それを味わっておきたまえ。もう長くは続きはしないのだから。 バナー広告はそのピークにあり、どこにでもあり、そして、見苦しい。それは数兆もの数で取り引きされ、代理店などの間接販売を駆り立ててきた。
「目には目を」ロンドン南東部ウーリッチの王立砲兵隊兵舎近くで22日午後、休みだった兵士リー・リグビーさん(25)がイスラム過激派2人に車ではねられ、ナイフと肉切り包丁で殺害された。2人はリグビーさんの首を切断しようとしたあと、通行人にビデオ撮影を頼んだ。 イスラム過激派の男は血まみれになったナイフと包丁を持ちながら「アラーは偉大なり。彼らがわれわれと戦うように、われわれも彼らと戦わなければならない。目には目を、歯には歯を」とテロの拡散を呼びかけた。 それに呼応するかのように、パリのビジネス街で25日夕、テロ警戒のためパトロールしていた23歳の兵士が何者かに刺された。2事件の関連ははっきりしないが、ボストンマラソン爆破テロがイスラム過激派の単独テロを連鎖的に引き起こしている恐れは十分にある。 テロの論理ウールリッチ事件の容疑者2人は警察の銃撃で負傷し、病院に運ばれた。2人はナイジェリア系英国
一昨日、オーチャードホールに、渋谷慶一郎+初音ミクボーカロイドオペラ「THE END」を観に行って来ました。 色々な意味で衝撃的で、二日経ちましたが、この感想をまとめるのはとても困難です。 「THE END」は、昨年12月に山口のYCAM(山口情報芸術センター)で初演されました。 ボーカロイドの初音ミクが自分の存在を自問自答すると言う設定が興味深かったのと、作曲家が渋谷慶一郎さん、音響がevalaさんと言う外せないコンビだったので行きたかったのですが、さすがに遠いので諦めました、 ところが今年の3月頃でしたか、なんと東京でも公演をやるとの情報を手に入れ、「音響は席の位置が命」と気合いを入れてプラチナ席を購入したと言うわけです。 初演の時からすでに注目を集めていたせいか、全部で3回公演でしたが、オーチャードホールの2000席がほぼ全部売り切れたとか。 私の席は1階13列19番。ど真ん中でした
動物写真家・岩合光昭さんの写真展「ねこ歩き」が、5月29日(水)から6月10日(月)まで、日本橋三越本店(東京都中央区)の新館7階ギャラリーで開催されます。岩合さんが近年出会った猫たちを撮影した最新未公開作品を中心に、222(にゃんにゃんにゃん)点を展示します。 ▽ 日本橋三越本店 | 三越 店舗情報 ▽ 岩合光昭写真展「ねこ歩き」開催ならびに最新写真集『ねこ歩き』発売のお知らせ|株式会社クレヴィスのプレスリリース 同展は、岩合さんの最新写真集「ねこ歩き」の発売に合わせて実施されます。展示内容は、岩合さんが近年訪れた国々の猫を捉えた「~世界を歩く~」(131点)、日本全国の猫を撮影した「~日本を歩く~」(67点)、岩合家の猫を紹介する「~わが家のねこたち~」(24点)の3部構成。地中海の国々で人と共に生きる猫や、日本の美しい四季の中で暮らす猫、岩合家の4匹の“家族”など、個性豊かな猫たちの
「Google Reader」に代わるRSSリーダーとして待ち望まれているDiggのリーダーに、ようやく名称が付けられた。 この新プラットフォームの名称は「Digg Reader」となる。先週、Internet Week New YorkのイベントでDiggの最高経営責任者(CEO)Andrew McLaughlin氏が明らかにした。また、Digg Readerは独立したアプリケーションではなく、「Digg」アプリに組み込まれることになるという。 このイベントに参加していたThe Next Webによると、McLaughlin氏は「ユーザーがダウンロードするのはDiggのみであり、現行のDiggにリーダー機能が追加されるかたちとなる」と述べたという。 GoogleによるReaderサービスの廃止決定を受けて発表されたDigg Readerは、基本的に、お気に入りのあらゆるコンテンツを一元化
東京・六本木にある都内最大級のクラブで、無許可で客にダンスをさせていたとして、経営者ら3人が風俗営業法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは東京・港区六本木のクラブ「ヴァニティレストラントウキョウ」の経営者小原健容疑者(31)と男の従業員ら合わせて3人です。 警視庁の調べによりますと3人は、26日午前2時ごろ無許可で店内にDJブースや踊るスペースを設けて、客にダンスをさせていたとして風俗営業法違反の疑いが持たれています。 客にダンスをさせる場合は、都道府県の公安委員会の許可が必要ですが、警視庁によりますと店は許可を受けずに飲食店として、朝5時まで営業を続けていたということです。 この店は週末には1日1000人前後の客が訪れる都内最大級のクラブで、付近の住民からは、けんかや騒音を巡る110番通報が相次いでいたということです。 警視庁によりますと小原容疑者は「客にダンスをさせてい
まず初めに、今回、弊社広報の行なったツイッター上の「まとめ」(togetter)の改訂に際し、茂木健一郎様(NOBORDERダイバシティ・アドバイザー)を同ツイッター上での騒動に巻き込んでしまったことに心からお詫び申し上げます。 茂木様から頂戴した苦言、得心しました。ありがとうございました。 茂木様のお言葉を受けて茂木様やご心配くださる方々と正直に向き合いたいと思い今回の経緯の説明をさせていただきます。 【削除に至った経緯】 会社設立からの約1年、弊社は、代表取締役である上杉隆、あるいは上杉に関係した方々に対し、誹謗中傷や執拗な攻撃を行っているツイッターアカウント(@montagekigyo)などの存在に頭を悩ませてきました。上杉の「発言」や「ツイート」を改ざんし、あたかも事実かのように拡散させて中傷を繰り返す行為に対して、法的措置も視野に警告を行ってきました。しかし、まとめ(toge
5月20日に上杉隆氏が代表取締役を務めるNOBORDERの編集長に茂木氏が就任。 5月23日、NOBORDER__PRらによる私のまとめ25本の大量改変(批判的なツイートやリンクの大量削除)が発覚。 5月25日、茂木氏がツイッター上で辞任を表明し、上杉氏がDMで了承。「多様性アドバイザー」に就任。上杉氏に改変問題のステートメントを要求。 NO BORDER公式サイトが5月20日付けの「編集長就任」を削除し、「多様性アドバイザー就任」に書き換える。
茂木健一郎 @kenichiromogi http://www.youtube.com/watch?v=b1TGbwhoJj8 Noborderの編集長を辞任いたしたく、その理由を申し上げます。友人として、心より 茂木健一郎です、iPhoneで自分撮りしています。 上杉隆さん、Noborderという新しいミーティングの発足おめでとうございます で、さあ、あの、ボクは上杉に頼まれてさ、えー、編集長、という形でwebに表示されることについて ま、いいかなーという事で引き受けた訳ですよね。で、上杉さんの説明によると編集長としての唯一の職務は記事の多様性を保つこと。だから時々記事を読んで、記事の多様性が保たれているかチェックしてください、ということを言われましたよね。で、その報酬は年間365ドル 1日1ドル、ま、その、いただいたお金をね、もしいただいたら多様性を促進しているようなNPOなんかに寄
以前から、タイムラインの背景がカメラになっているTwitterアプリが欲しかった。歩きながらiPhoneを操作していると、人にぶつかりそうになったり、変な物を踏みそうになったりするからだ。 そこで登場したのがながら見2.0という無料アプリ。 ながら見2.0は、画面の上がカメラで、下がTwitterのブラウザアプリになっている。前方を視界に入れながらタイムラインを見たり、ツイートしたり返信する事ができる画期的なアプリだ。 ただし、これで事故が起きても『ながら見2.0』や当ブログは責任を負えないので悪しからず。 ながら見2.0(App Store 無料) 関連記事 タイムラインの背景がカメラ映像になるツイッターアプリ(妄想) - #RyoAnnaBlog Twitterで見かけるハミ出した顔文字の正体 - #RyoAnnaBlog Tweetbotの隠れた機能 - #RyoAnnaBlog T
ペットショップで猫を購入して二年経つ。 インターネットではあまり評判の良くないショップから購入した。評判どおり、というべきか値段は安かったが衛生状態が良くない環境に置かれていたせいか最初から風邪をひいていた。ショップに予約をしてから会いにいったとき、くしゃみをしながら鼻水を垂らしていて、そのまま連れ帰るべきか、それともショップで体調を整えてもらってから改めて引き受けにこようか、悩んだ。 ショップ店員は、「迎えにきてもらって良かったね」というし、私もいざ抱っこしてみると離れがたく、結局その日に一緒に帰った。 そのあとが大変だった。 風邪は三ヶ月経っても治らなかった。くしゃみをしては鼻水をあちらこちらにまき散らした。病院にも頻繁に連れていき、獣医さんにも「これ以上は出来ることがない。アレルギーかもしれないから材料の違う食事を何種類か与えてみて探ってみましょう」ということになった。何種類も試した
ストックホルム郊外で先週初めに発生した若者による暴動(放火・破壊行為)はロイター通信などを通じて世界的に報道されたが、報道で伝えられている内容や事件の解釈について、私は疑問に感じることもあるので、スウェーデンのメディア報道や議論を中心に私なりにまとめてみたい。特に、表面的な報道だけでは「移民地区」と表現された地域で暮らす「人々の顔」が見えてこないので、それが少しでも見えてくるように書きたいと思います。(今日は途中までup) 【 事件について 】 5月19日(日曜日)の夜。この晩は、ストックホルム郊外の住宅街で、外国生まれの住民が多いHusby(フースビー)地区で、数人の若者が地下鉄に向かって石を投げている、という通報がいくつか警察に寄せられていた。 しかし、事態が深刻化したのは夜10時ごろ。駐車中の車が燃えているとの通報があり、警察(パトカー3台)と消防が駆けつけたところ、数十人の若者が彼
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