タグ

2018年7月9日のブックマーク (1件)

  • 人格を売る - 傘をひらいて、空を

    医者だから高潔な人格者だなんて今どき誰も思わないって、わたし、思ってた。医学生のとき。だってそんなわけないじゃん。わたしたちはただの、そこらへんの、生きるために仕事してるだけの人じゃん。でもさあ、医者は特別にきちんとした立派な人間だと思ってる、というか、そうあるべきだと思っている患者さん、けっこういるんだよ。卑しい人間、あるいは単に「メシをうために仕事をしている」という人間は、彼らにとってハズレの医者。医療行為ができてもだめ。立派であるべきなのにそうではないから、だめ。泣いたり不安定になったりもしない、人が死んでも動揺しない、でも人情はある、それが彼らの頭の中のあるべき医者なんだ。そういう前提の患者さんがかなりいるんだ。ほんとわかんない、わたしは、仕事として医者をやっているし、患者さんが死んだら動揺する、隠しきれてない。 わかるわあ。先生は子どもを愛して当然だって、保護者は思ってるみたい

    人格を売る - 傘をひらいて、空を
    tetzl
    tetzl 2018/07/09
    「ごっこのつもり」に心身共に染まっていくことが感情労働の怖さでもあり、ある意味魅力でもあるのよね…