グランプリに選ばれ、胸像の「青谷上寺朗」や他の参加者と記念撮影をする吉田昌弘さん(手前)=鳥取市青谷町露谷で2022年5月28日午後3時59分、野原寛史撮影 1800年前の弥生時代の遺跡で見つかった頭蓋骨(ずがいこつ)のDNAから復元した男性に最も似ている「そっくりさん」を選ぶイベントが28日、鳥取市で開かれた。全国の応募者から絞り込まれた入賞者10人が招かれ、審査員や動画投稿サイト視聴者の投票でグランプリは大阪府の会社員、吉田昌弘さん(35)に決まった。 接戦を制した吉田さんは、普段は医療関係の営業職を務めているという。弥生人になりきるために髪とひげを伸ばし、「弥生人は太っていなかったはず」と考え6キロの減量にも取り組んだ。「すごく似ている方ばかりだったので、選ばれて光栄です。控室は親戚より似た顔ばかりで、楽しかったです」と語った。鳥取県は今後の遺跡関連のイベントで、PR大使として吉田さ