今年1月に惜しまれつつ閉店したJR小山駅構内の立ち食いそば店「小山駅きそば」が1日、栃木県足利市南町の東武足利市駅前に「おやまのきそば 足利市駅前店」として復活した。小山駅きそばを運営していた中沢製麺(栃木市平柳町1丁目)の材料と製法を受け継ぎ、変わらぬ味を提供。初日から多くの客が訪れ、舌鼓を打った。 足利市駅前店を運営するのは、南町の志賀産業。小山駅きそばが閉店した直後の1月末、同社の経営企画部長松川光宏(まつかわみつひろ)さん(49)が中沢製麺の中澤健太(なかざわけんた)社長に開業を打診した。 松川さんは「学生の頃からずっと小山駅きそばのファンだった。足利で開業するのは心配だったが、小山で愛されていたきそばをぜひ食べてもらいたい」との思いで準備を進めた。 店内は12席ほどの立ち食い形式。こだわりの麺とつゆを使用したかけそば(350円)、人気商品の岩下の新生姜(しんしょうが)そば(450