楽天の三木谷浩史球団会長(44)と、今季限りでの退任が決まっている野村克也監督(74)が22日、札幌ドームでの日本ハムとのクライマックスシリーズ第2ステージ第2戦後に札幌市内のホテルで会談した。 会談は三木谷会長、井上オーナー代行、野村監督の間で、22日の深夜から日付をまたいで行われた。まず三木谷会長は、野村監督に「4年間でここまで戦えるチームにしていただいて、本当にありがとうございます」と感謝の意を示し、4年間の労をねぎらったという。 11日の今季公式戦最終戦後には、Kスタ宮城で島田オーナー兼球団社長がアドバイザー的な立場となる名誉監督への就任を野村監督に要請しているが、この会談で三木谷会長も改めて就任要請を行い、名誉監督として3年契約を提示した。野村監督はここでも返事を保留したが、受諾には前向きで、近日中にも正式に回答する見込みとなっている。 さらに三木谷会長は、次期監督が今季まで広島