アップルの新しい「iPhone 14」シリーズで、衛星通信に対応し緊急時のSOSを発信できる機能が備わったことが話題となったが、携帯電話業界でスマートフォンによる衛星通信はいま非常にホットなテーマとなっている。なぜスマートフォンに衛星通信が必要とされており、どのようにしてその実現を目指しているのかを、さまざまな企業の取り組みから確認してみよう。 新iPhoneで衛星通信を用いた緊急SOS発信が可能に 米国時間の2022年9月7日にアップルは新製品発表会を実施、iPhoneの新機種「iPhone 14」シリーズを発表した。その内容は既報の通りで、4モデル全てが6インチを超える大画面化が図られたほか、上位モデルの「iPhone 14 Pro」シリーズはフロントカメラ部分がノッチからパンチホールへと構造が変化。さらに新しいプロセッサ「A16 Bionic」や、iPhoneでは初となる4800万画
ソニーは10月2日、電源コードを接続せずに離れた場所にある機器へ電力を供給できる「ワイヤレス給電システム」を開発したと発表した。60Wの電力を50cm離れた機器へワイヤレスで給電できるという。 ワイヤレス給電システムは、送電デバイスから供給された電力エネルギーが空間を介し、同じ周波数で共鳴している受電デバイスのみに伝播する磁界共鳴型の非接触給電技術を採用して実現したもの。 デバイス相互の位置関係がずれていても高効率の給電が可能になるほか、送電・受電デバイス間に金属があっても、その金属が熱くならないという特長を持つ。 ソニーでは、送電・受電デバイスと同じ周波数で共鳴するレピータデバイスを開発。これを送電・受電デバイス間に配置することで、給電効率を維持したまま、給電距離を50cmから80cmにまで伸ばすことにも成功している。 今後は、数cm以下から数10cm以上までの広い範囲、かつ小電力から大
テレビやラジオ、防災無線など、日常生活のさまざまな場面で電波が用いられていますが、なんとその電波を利用して充電を行う携帯電話が開発されたことが明らかになりました。 なんと究極的には電源ケーブルを接続して充電する必要が無くなることを目指しているとのことで、携帯電話のバッテリー持続時間に悩んでいる人には朗報かもしれません。 詳細は以下から。 Nokia developing phone that recharges itself without mains electricity | Environment | guardian.co.uk この記事によると、世界最大手の携帯電話メーカーのNOKIAが待ち受け時の消費電力を削減するために、テレビやラジオなどの電波から充電できる携帯電話の試作機を開発したそうです。 これは電波を吸収して電流に変換することによって充電するというもので、少しでも多くの
ブラザー工業は、網膜に光を当てて映像を映す、眼鏡型の網膜走査ディスプレイ(RID:Retinal Imaging Display)を2010年に発売する計画だ。まずは法人向けに展開し、ディスプレイに回路図を投影しながら工事したり、カルテを映しながら手術するといった利用を見込んでいる。 9月4日に東京で開いたプライベートショー「Brother World JAPAN 2008」(東京国際フォーラム)でモックアップを展示した。 RIDは、目に入れても安全な明るさの光を網膜に当て、その光を高速に動かすことによる残像効果を利用し、網膜に映像を投影する技術。 従来のヘッドマウントディスプレイと異なり、目に直接光を当てるため、小型液晶ディスプレイなどはなく、眼鏡型といってもレンズもない。目の前にあるのは透過型の反射板だけ。映像の向こうには外の景色が透けて見える。 眼鏡に装着する投影部は25グラムと軽く
■2ちゃんねるまとめサイト 【PS3】遂にPS2エミュが可能に!早速PS3をゲーム屋へ買いに行こう!
NTTドコモが4月10日、次世代モバイル通信技術である「スーパー3G」の実験環境を公開した(参照記事)。これは報道関係者向けとしては初となるデモンストレーションであり、その模様は別記事に詳しく書いたとおりである。 このスーパー3Gの公開実験に合わせて、ドコモが取り組む先端研究の一部も見ることができた。なかでもUI(ユーザーインタフェース)に関する研究は、今後、ケータイを始めとする様々な機器の操作に応用されていきそうだ。 そこで今日の時事日想は特別編として、ドコモの国内最大の研究開発拠点「NTTドコモ R&Dセンタ」で公開された最新のUI研究についてレポートしていく。 目の動きで操作する。視線インタフェース “目は口ほどにものを言う”とよく言うが、実際のところ目は我々が考えている以上に大きく的確に動くものだ。この視線の動きをデジタル機器の操作に活用しようというのが、視線インタフェースという分
村田製作所とセイコーエプソンは9月27日、モバイル機器のバッテリー充電をワイヤレスかつ急速に行えるシステムの共同開発に取り組むことで合意したと発表した。エプソンの無接点電力伝送技術と村田製作所の急速充電技術を組み合わせ、携帯電話などのモバイル機器を15分程度でフル充電できる仕組みを3年以内に実用化するのが目標だ。 発表会場では、3アンペアの大電流でワイヤレス急速充電するデモを披露。リチウムイオン充電池(容量は非公開)を約15分でフル充電する様子をBluetoothでモニタリングで示した 充電池(2次電池)に充電する場合、専用の充電器に電池を取り付けたり、機器をACアダプタやクレードルなどに接続する必要がある。これに対しワイヤレス充電システムは、充電器側のコイルで磁場を発生し、機器側のコイルに電圧を発生させる「電磁誘導方式」で電力を伝送し、充電池に電気を送り込む仕組み。充電器と機器を端子など
米MobileWiseは、ロサンゼルスで開催中の「Power 2002 Conference」において、電源コード無しでノートPCなどのモバイル機器に電力を供給できるデバイスの展示を行っている。 同社の発表によると、デモンストレーションされているのは「Wire-Free-Electricity Base」と「Wire-Free-Electricity Adapter」と呼ばれる製品。前者が電力を供給するデバイスで、デスクマットのような形状で、上部がフラットになっている。また、後者は前者からの電力をワイヤレスで受け取るデバイスで、ノートPCやPDAなどのモバイル端末に外付けし、電力を供給する。 残念ながら「部屋の中のどこでも」というものではないが、このWire-Free-Electricity Base上において、対応モバイル製品にワイヤレスで電源を供給することが可能になる。ワイヤレスとなる
NTTドコモが開発した音響OFDMは、例えば携帯電話をスピーカーにかざすだけで簡単にサイトへアクセスできるなど、身近な音楽を媒体に情報通信する技術だ。携帯電話では赤外線通信やQRコードなどが主流になる中で、音響OFDMを開発した狙いはどこにあるのか。 音楽に情報を違和感なく埋め込む “音”を使ってデータをやり取りする――。このアイデアは、決して目新しいものではない。実際に、古くからのパソコンユーザーであれば、モデムを使ってデータを音に変換し、パソコン通信などを行っていた方も多いことだろう。 しかし、NTTドコモが今年4月に発表した「音響OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)技術」は、単にデータを音に変調するものではない。音楽などにデータを違和感なく埋め込むための技術だ。音響OFDMを応用すれば、テレビCMなどにURLなどのテキスト情
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く