いま、関東地方ではTVCMがほとんど全滅、というか公共広告機構のものばかり流れている。 昨日今日と大阪に出張したけど、情況は同じだった。ひょっとして日本中、同じようにCM自粛中なのかもしれない。 この一週間、TVから普通のCMが消えてしまった。それはそれで、僕たちは「日常が喪失した」ことを思い知らされた。 僕だってその一人だ。 公共広告機構の同じCMが繰り返されるTVを見ていると、もうスイッチを切りたくなる。 いまが「平時ではない」ということを思い知らされる。 なんだよ、この退屈なCMは!と悪態の一つもつきたくなってしまう。 だからTVCMが通常に戻ると、きっと安心する人は多いだろう。 このCM自粛、というのが良いことなのか悪いことなのかは問わない。 僕が気になるのは「CMが戻ってくる日」のことだ。 遠くないある日、ひょっとしたら明日かあさってか一週間後か、TVにCMが戻ってくる。その時、