感情は人間の中でもっとも科学では割り切れないものように思えるが、さまざまな感情的な反応がどうやって生み出されるのか、科学的に解明されつつある。 人は感情的な刺激にさらされると、脳のある部位に電気信号が起こり、決まった分泌腺が特定の感情状態になる混合物を分泌する。人間の行動や成長における感情の役割を研究すればするほど、それは私たちの進化に欠かせないものだということがわかる。感情は複雑だが、思っているほど謎めいてはいないのだ。
うつになったからと言っていつもいつも暗く絶望しているわけではない。人々が友人のうつに気付くのが難しいという1つの理由の1つがこれだ。 うつ病の人は他人と一緒に居ると気分が良い時がよくある。なぜなら見知らぬ人と交流することで、自分の人生の問題はいったんは心の奥底に隠れてしまうからだ。しかし一人になると、一気にうつ状態が襲ってくる。だから友人はその状態を知らないし、そのことを他人に話す気もない。なぜなら彼らに話したところで何も得られるものはないからだ。 逆に、一人でいると楽だが人と一緒にいると辛い時がある。気分は常にランダムで、まるで脳が感情のルーレットを回してるみたいだ。しかしそのことを他人に話しても理解は得られない。 治療を受けていても100%完璧にはなれない。例えば僕は、土曜日の朝、元気に起きる時もある。でも別の日はずっと寝ている。1日中オレオを食べては自慰にふけった時もある。 要するに
うつ病を患う人がますます増えている感のある今日このごろだが、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状がある風邪などとは違い、その苦しさが外から見て分からないのがやっかいだ。 だがもしかしたら、その人の言葉でうつ状態にあるかどうか見分けられるかもしれない。 イギリス・レディング大学の心理学者、モハメド・ムサウィ氏による研究によると、うつ病の人が使う言葉には3つの特徴があるのだという。 ムサウィ氏が名付けた「うつ語(language of depression)」の特徴は、「私(自分)」の多用、「否定的」な言葉の多用、「絶対」の多用だ。 この結果はネット上で公開されている膨大な数のうつ病の人々のエッセイやブログをコンピューターで解析して判明したものだ。 うつ病の人が書いた文章を解析 これまでにもうつ病の人特有の言語を探る研究は行われてきたが、かつては研究者がうつ病の人の書いたものを読みつつメモを取る
特定の活動は人の認知機能を低下させることで知られている。アルコールを飲んでしまえば、誰であろうと知能テストで良好な成績など期待できないだろう。頭を何度も壁に打ちつけたって、やはり思考力の向上は望めない。 だが脳機能を低下させるものはほかにもある。そうした活動による悪影響は一時的ということもあるが、中には長期的に続くものもある。 ここでは科学的に裏付けられた知性を損なう可能性の高い10の事を見ていこう。 10. 薄暗い照明 この画像を大きなサイズで見るReferences:neurosciencenew 証明の明るさが学習能力に影響する。 ナイルグラスネズミは、人間と同じように昼に活動し、夜には眠る習性がある。その脳を研究するミシガン州立大学の研究者は、ナイルグラスネズミを迷路を抜けられるように訓練した。それからネズミを昼に明るい照明が使われるグループと、薄暗い照明が使われる2グループに分け
●「支配欲」満たす 「娘が哀れで仕方がない。こんなふうにみんなを巻き込んで、自分に都合のいいうそをついて。僕はいいですよ、どんなことを言われても。うそをつかないと生きていけない娘が可哀そうでなりません」。妻に懇願されて原宿カウンセリングセンター(東京都渋谷区)に渋々やって来た50代男性は、大学生の娘への性的虐待を否認し続けた。 臨床心理士の信田さよ子さんは、男性に先だって摂食障害で苦しむ20代の娘のカウンセリングをしていた。過食と嘔吐(おうと)を繰り返す娘は初めて父親からの性的虐待を告白した。「中学生になると、父が毎晩のように入浴しているところをのぞき、やめるように言っても笑って続けるんです」。忙しい母親に心配をかけないように黙っていたが、回復のために勇気を出して打ち明けた。驚いた母親は夫を責めたが認めない。「お願いだ…
そして、父親に対する苦言も始まった。父親は自営業者で、仕事関係の人物の連帯保証人になったことで破綻。彼女が中2のときに夜逃げして、自己破産している。夜逃げ後も仕事は続け、家族3人が普通に暮らすことはできた。 「埼玉に来て10年くらいは普通に暮らせていたけど、おかしくなったのは5年前に父親が脳梗塞になってから。後遺症も残らなくて軽く済んだけど、それまでもひどかったけど、母を怒鳴って泣かせるようになった。当たるというか。母親は怒鳴られるのがすごく怖い人で、そのストレスで体を壊した。脳梗塞以降は仕事も続かなくなって、収入もすごく減ったみたい。母親がアルバイトをして補填していました」 仕事を転々としながら、日常に気に食わないことがあると母親に怒鳴り散らす。母親は一貫して我慢する。そういう日常だった。モラハラは収まることはなく、昨年8月離婚を決意。彼女も大きく賛同した。家族に切られた父親は家を出て、
死ぬのが怖いです。 生まれてきた時点で死ぬことが確定しているので、生きていることは詰んでいることといっしょじゃないでしょうか?死んだら無になり私を知っている人が皆死んだらと思うと私 死ぬのが怖いです。 生まれてきた時点で死ぬことが確定しているので、生きていることは詰んでいることといっしょじゃないでしょうか?死んだら無になり私を知っている人が皆死んだらと思うと私 は何のために生きているのかわからなくなりました。生きていること自体が怖いです誰か助けて下さい。 死にたくありません。今の感情や楽しかった家族や友達との記憶が消える時が絶対に来るなんて本当になんで生まれてきたのか分かりません。子孫を残すことは自分が生き続けているかのように見せる自己満足(子孫を残してもいつか地球はなくなるので無意味)宗教もただの催眠術のようなもの(死んだら無になるだけ)文化や娯楽、人間関係も死ぬまでの暇つぶしにしか思え
手厚いサポートと、給与への不満 オランダの教師が日本の小学校教師と比べて柔軟な働き方ができるのは、パートタイムが認められているからというだけではない。 実は、オランダの小学校の教師には年500ユーロ(2018年1月現在約6万7千600円)の研修予算が政府から支給される。どんな研修を受けるかは、教師自身の判断に任されているという。そして小学校単位で年7日まで「教師の研修のための休日」(Studiedag)を設けても良いと政府が承認しているのだ。 教師へのサポートは手厚く見えるが、その一方で長時間労働と低賃金に対する教師自身の不満は根強い。政府の規定では、週5日フルタイムの教師は1,659時間(週41.5時間)働く計算になる。けれど実質は平均46.9時間/週だけ働いているのだという。ただしオランダの学校には日本のクラブ活動顧問にあたるような業務が存在しないので、業務はあくまでも授業やクラスの雑
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認知機能が衰えた夫(当時87)を自宅で窒息死させたとして、殺人罪に問われた京都府福知山市の妻(82)の判決公判が10日、京都地裁であった。妻は精神的に不安定な状態で、夫から日常的に暴力を受けていたと認定。中川綾子裁判長は「絶望的な状況にあり、動機は同情に値する」と述べ、法定刑(懲役5年以上)を下回る懲役3年保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。 判決によると、妻は昨年2月、ガスコンロの使い方をめぐって夫と口論になり、生活の現状と将来を悲観。横たわっていた夫の首を絞めて死亡させた。 妻は手術で目が弱ったと感じるようになり、精神状態が悪化。夫について回ることが増え、夫婦げんかが絶えなくなったという。 公判では、刑事責任能力があるかが争点になった。判決では、確実に死なせる方法をとり、息子に「まだ警察には通報していない」と電話で伝えていたことから、罪を認識していて責任能力があ
カラスは情が深かった。争った後、仲直りの為に謝罪もするしスキンシップを行うという研究報告(ドイツ研究) 記事の本文にスキップ カラスの”カ”はかしこいの”カ”であることは、カラパイアを見ている読者にはご存じのことだろう。 その鳴き声やゴミを荒らすところから忌み嫌われているところがあるカラスだが、高い社会性を持ち、人情味(鳥情味)にあふれ、やさしいところもあるという研究結果が最近報告された。 イラっとしてつい言い争いになったり、喧嘩することは人間でもある。問題はその後のフォローだ。争ったカラスたちはその後、仲直りの為に、スキンシップや羽繕いをするという。更には攻撃された方が、別のカラスに慰めてもらおうとしていることも明らかとなった。 様々な研究で明らかとなったカラスの知能 カラスをテーマとした研究の多くは、知能に主眼を置いたものだ。最近の研究によって、カラス科の仲間が道具を使ったり、論理的に
これまでの研究で、読書が脳を刺激するということは実証されており、例えば、「香水」「コーヒー」という言葉を読むだけで、脳の中の嗅覚に関する部分が活性化するということが2006年の研究により証明されている。 これらの実験は、人が本を読んでいる時の脳の動きにフォーカスしていたが、最新の研究によると、読書が脳に及ぼす影響は、短期間ではなく長期に渡ることがわかったそうだ。 米ジョージア州アトランタにあるエモリー大学の研究チームは、人間が数日かけて1冊の小説を読み続けている間、その脳の中ではどのような変化が起きているかを調べた。 エモリー大学の学生21人に協力してもらい、19日間、fMRI(MRIを利用して、脳や脊髄の活動に関連した血流動態反応を視覚化する方法)を毎日撮ってもらった。最初の5日間は本を読まない状態でfMRIを撮った。次の9日間は、学生達に夜にロバート・ハリスの小説「ポンペリ」を30ペー
日本のカルチャー、サブカルチャーなどを、海外に発信している「Japan talk」というサイトで、日本の芸術や文化に対する考察が行われていた。それによると、日本の芸術や文化の根底には、美意識と呼ばれる日本人独特の9つの基本的原則があるという。それは芸術とは何かという疑問の答えとなる考え方で、日本の芸術、ファッション、ポップカルチャー、音楽、映画すべての基本になっていると考えているようだ。 これらの考察は、日本の文化を海外に紹介してきたサイト、Japan talkによるものである。日本人自身の考えているものと、外から見えてくるものの相違点を考えてみても面白い。 1.わびさび(不完全なこと) この画像を大きなサイズで見る 映画に出てくる登場人物がみんな非のうちどころがなく完璧だったら、などと考えられるだろうか? 物事は不完全だからこそ人生はおもしろい。わびさびの考え方も、この不完全まで拡大解釈
人間は美しいものを見たり聞いたりすると脳の眼窩前頭皮質という部分の活動が活発になる。例えばそれが自然の風景であったり、イケメンであったり美女であったり美少女フィギュアであったりと、その対象は様々あるが、数学者や数学が好きな人の場合には、数式を見ると美意識がビンビン反応するようだ。 英ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの神経生物学研究室、セミール・ゼキ教授率いる研究チームは、fMRI(磁気共鳴機能画像法)を使って、数式を見せた時の数学者たちの脳活動を調べる実験を行った。 この画像を大きなサイズで見る 数式は数学者たちが①美しい②どちらでもない③不快と過去に感じたことのある、3種類の数式を用いた。その結果、数式を美しいと感じたとき、一般的な人が美しい絵や音楽を見聞きした時と同様、眼窩前頭皮質が活発になることが分かった。 この画像を大きなサイズで見る 今回の研究結果について、研究室のリーダーで
我々の脳は、見知らぬ他人の顔を一瞬見ただけで、無意識のうちにその信用度を自発的に判断しているということが、脳スキャンによってわかった。 人間の脳は、初対面の相手の顔を瞬時に、信用できるか、できないか、はっきりと判断することができるという。 この発見は、脳がこれまで考えられていたよりもずっと複合的に潜在意識下で外界の情報処理を行っていることを示している。 研究を率いたニューヨーク大学のジョナサン・フリーマンは、この実験結果は、人が意識の外にある他人を自発的に判断していることを表しているという。 この画像を大きなサイズで見る 実験では、脳の奥深い部分にある、アーモンド形の小さな部位、扁桃体の活動をおもに見た。ここは恐怖などの強い感情を処理する機能に深く関わっていて、中心核が人類の進化上とても重要な闘争・逃走反応に関わる信号を発している。 研究に先立って、フリーマンは被験者たちに、さまざまな顔を
つまり、日本では「多くの社員は自分で仕事が選べない。自ら望まない仕事においては、エンゲージメント(社員のやる気やコミットメント、忠誠心)は削がれがちにならざるを得ない」とリクルートワークス研究所の豊田義博主幹研究員は指摘する。こうした「たらい回し人事」は、前回ご紹介した、作家ダニエル・ピンクが働き手にエンゲージメントを感じてもらう3条件として挙げた「自主性」「成長」「目的」の内の最初の二つを真っ向から阻害するものだ。 自らキャリアパスを構築し、専門性を究め、成長に結びつけていく、というのがグローバルのキャリアの考え方の主流。多くの部署を経験することで人間的な成長に結びつくという考え方もあるが、やっと慣れたな、わかってきたかな、と思ったら、次の部署へ異動の連続であれば、真の「プロフェッショナル」にはなかなか成長できない。 リクルートワークス研究所では、アジア7か国とアメリカの社員に対して、意
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