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2007年12月21日のブックマーク (1件)

  • 法と立法と自由 - 池田信夫 blog

    書はハイエクのもっとも重要な著書であり、最近やっと日でも注目されるようになった「法と経済学」の元祖ともいうべきだ。邦訳はながく絶版だったが、新版が出たことは喜ばしい。 人々の利己的な利益の追求が「見えざる手」によって社会的にも望ましい結果をもたらすというスミスの憶測を、その後の多くの経済学者が証明しようとしたが、だれも成功しなかった。それはスミスの信仰にすぎなかったからだ。彼と同時代に、同様の信仰(理神論)に導かれてニュートンがつくった古典力学が、例外のない厳密な体系になったのに比べて、スミスの古典派経済学もその後の新古典派経済学も例外だらけで、とても科学とは呼べないお粗末なものだ。 ハイエクはこうした新古典派理論の欠陥は、経済秩序を支える法秩序を無視したことにあると考えた。自由な社会の質は、それが無制限に自由であることではない。他人の物を盗むのも偽札をつくるのも自由にすれば、

    thase
    thase 2007/12/21
    学問のエッセンスを抽出してくれるブログ「自由な社会の特長は、それが「資源の効率的な配分」を実現することではなく、さまざまな試行錯誤を許し、多様な選択肢を認めることにある」「価格の機能は知の分業」