エモーショナル・デザイン 微笑を誘うモノたちのために ドナルド・A・ノーマン 新曜社 2004 Donald A. Norman Emotional Design 2004 [訳]岡本明・安村通晃・伊賀聡一郎・上野晶子 編集:塩浦暲 装幀:加藤俊二 現代のデザイナーは何をデザインしているのか。 そんなこと、本気で誰も問うてこなかった。 みんな、好きにやってるんだよ。 しかしドナルド・ノーマンは、20世紀末にそこを問い、 そして、多くのアーティファクト(もの)を自ら使い、 認知工学の知見を駆使して、これに答えようとした。 以下、ノーマンの見方をあらかた紹介する。 アフォーダンスからシグニファイアへ。 あとはデザイナー諸君が答えを引き取る番だ。 80年代のおわりだったか、ドナルド・ノーマンの『誰のためのデザイン?』(新曜社)が出たときは、やっとまともなソフトテクノロジーとしてのデザイン論が登場
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