7回目の当選を決め、支持者から花束を受け取る谷口芳紀氏(中央)=12日午後5時26分、兵庫県相生市、宮沢崇志撮影 兵庫県相生(あいおい)市長選が12日に告示され、無所属で現職の谷口芳紀氏(75)=自民、公明推薦=が6回連続の無投票で7回目の当選を決めた。新顔がこの日朝にいったん立候補届け出たが、午後になって立候補を辞退する異例の経緯となった。 【写真】告示日の朝、いったんは立候補を届け出て、有権者に支持を訴えた小西彦治氏 午後5時過ぎ、当選を決めた谷口氏は「私も経緯がつまびらかではないのだが、相生市を思う市民の情念の結果ではないか。相生の元気づくりに取り組みたい」と話した。 市長選には、無所属で元兵庫県議の小西彦治氏(52)が立候補する意思を表明していた。 小西氏はこの日朝、谷口氏に次ぐ届け出番号2番で手続きを済ませた後、市役所前で「長期政権は負の連鎖しかない。変えるべきことは変え、1期4