ふらふらになり、足取りがおぼつかない中、歯を食いしばって最後まで走り切った。8日に行われた東京五輪の男子マラソンで、服部勇馬(27)=トヨタ自動車=は2時間30分8秒の73位でゴールにたどり着くと、倒れ込み、車いすで医務室に運ばれた。深部体温が40度以上になり、重い熱中症の症状だった。
東京都は28日、都内で新型コロナウイルスの感染が確認された人は初めて3000人を超えて3177人だったと発表しました。都内では27日、それまでで最も多い2848人の感染が確認されていて、これで2日連続で過去最多を更新しました。 3177人は1週間前の水曜日より1345人増えていて、感染の急速な拡大が止まらない事態になっています。 28日までの7日間平均は1954.7人で、前の週の153.0%となりました。 7日間平均は第3波のことし1月11日を上回り、過去最多です。 一方、都の基準で集計した28日時点の重症の患者は27日より2人減って80人でした。 東京都で28日、新たに新型コロナウイルスの感染が確認された人が3000人を超え過去最多となったことについて、厚生労働省の専門家会合のメンバーで国際医療福祉大学の和田耕治教授は「4連休明けで受診した人が集中したこともあるとみられるが、デルタ株への
男子テニスで、16年リオデジャネイロ五輪シングルス銅メダルの錦織圭(31=日清食品)が10日、出場しているイタリア国際1回戦に勝った後の会見で、東京五輪開催について「(新型コロナで)死者がこれだけ出ているということを考えれば、死人が出てまでも行われることではない」と、疑問符を投げかけた。 【写真】レマン湖でデートする錦織と舞さん 錦織は、昨年8月に、拠点とする米フロリダで新型コロナに感染。味覚異常が続いた経験を持つため、「究極を言えば、(五輪期間中に)1人でも感染者が出るなら、気は進まない。コロナが患者が出ない時にやるべきかなとは思う」と強調する。 もちろん、「アスリートのことだけを考えれば、やれた方がいい」と、五輪出場が悲願の選手たちに理解は示す。ただ、「どのような話し合いが行われているのか、どんな(感染対策の)バブルができるのかが分からない」と、東京都や組織委員会から発信が少ないことに
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の理事会が26日、都内で行われた。終了後に武藤敏郎事務総長(77)が会見し、大会期間中の医療人員として看護師500人の確保を日本看護協会に依頼したことを認めた。 選手村や会場の診療所などで必要な従来計画を示した上で「約500人の看護師の方々について、検討していただけないかというお願いをいたしました。大前提は地域医療に悪影響を与えないようにすること。そのために、勤務時間やシフトのあり方をよく相談しながら、最も対応可能なやり方を相談していきたいと思っております」と話した。 続けて「こういう話は、前広に(前もって)相談しないと、直前になっても対応できないということになる。最終的には、観客上限(の結論)による。その前に、対応いただく時間があるように、この段階で相談した」と説明し、国民からの批判や看護師の待遇については「医療体制の逼迫(ひっぱく)は十
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