2015/8/19 社会保障, 貧困と格差 「本当に困っている人」だけを選別する福祉は「本当に困っている人」も救えない – すべての人に「生きづらさ」強いる福祉のパラドクスと生活保護バッシング はコメントを受け付けていません (※2014年7月13日に書いた記事です) 先に紹介した「ハリー・ポッターは日本では生まれない – 能力つぶし社会的損失ひろげ機会の平等を保障しない日本社会」の中でも、唐鎌直義立命館大学教授が少し指摘しているのですが、「本当に困っている人」を助けられない「福祉のパラドクス」の罠に陥っている日本社会の問題です。唐鎌直義立命館大学教授にロングインタビューする前に数回講演を聴いているのですが、その中から「福祉のパラドクス」について、語っているところの要旨を紹介します。(文責=井上伸) チャップリンの母親を救えなかった 「本当に困っている人」だけを「選別する福祉」 いまの日本