(CNN) アフリカ西部のセネガルで3日、高さ約50メートルの銅像が公開された。世界一の高さを誇るというこの像は、ワッド大統領自らがデザインしたという。財政的に苦しい状況にある同国が、こうしたぜいたくな像を建設することへの批判の声が高まるなか、セネガル独立50周年を記念した豪華な公開式典も開かれた。 ワッド大統領は、男女と子供の3人が腕を伸ばして大西洋を望むこの像を「アフリカのルネサンス」記念碑と自賛する。しかし、この像は大統領自身の独善的な考えを示すものに過ぎないとの見方も出ている。 大統領報道官は、今回の像建設は北朝鮮との土地取引で可能になったとし、記念碑からの収益はセネガルの子供たちに恩恵をもたらすと述べている。銅像の価値は約2000万ドル(約19億円)という。 朝鮮中央通信社(KCNA)は、北朝鮮がワッド大統領に祝辞を贈ったと報じた。大統領報道官によると、像の建設にかかわった北朝鮮