ベルギー・ブリュッセル(Brussels)の裁判所で開かれた安楽死を認めるか決める審理に出廷したフランク・ファン・デン・ブリーケン(Frank Van Den Bleeken)受刑者(2013年11月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/BELGA/VIRGINIE LEFOUR 【1月7日 AFP】世界的な論争を呼んでいる安楽死法を施行しているベルギーで、強姦(ごうかん)を繰り返し殺人罪でも有罪判決を受けた受刑者に対しいったんは承認された安楽死が、新たな医療判断に基づき取り消された。当局が6日明らかにした。 安楽死の承認を受けていたのは、複数の強姦罪と強姦殺人罪1件で26年間服役してきたフランク・ファン・デン・ブリーケン(Frank Van Den Bleeken)受刑者。コーエン・ギーンス(Koen Geens)法相は、ブリーケン受刑者が現在収監されている同国北西部ブリュージュ(Bru