マレーシア・セパンにある税関施設で、押収されたヘサキリクガメやホウシャガメを手にする税関当局の職員(2017年5月15日撮影)。(c)AFP/Manan VATSYAYANA 【5月15日 AFP】マレーシアのクアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur International Airport)で14日、マダガスカルから到着した貨物から世界で最も絶滅が心配されるカメなど数百匹が押収された。税関当局の幹部が15日、明らかにした。 AFPの取材に応じた税関当局者によると、押収されたのはホウシャガメおよびヘサキリクガメ、合わせて330匹で、約27万6784ドル(約3145万円)相当の価値があるという。 当局の声明によると、情報提供を受けて税関職員が空港の貨物地区を捜索したところ、疑わしい木箱5個を発見。木箱はアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空(Etihad Airways)が運