シャープは12月、タブレット端末「ガラパゴス」を発売する。日本の携帯端末を揶揄する表現を、あえて商品名にした。国内でしか通用しなかった技術を生かし、世界に打って出る。 シャープは9月27日、タブレット端末「ガラパゴス」を12月に日本で発売すると発表した。画面サイズ5.5インチの手に乗るサイズの機種と、10.8インチのノートサイズの2機種を投入する。どちらも無線LAN(構内情報通信網)機能がついており、今後、3G(第3世代)通信機能を搭載したタイプも投入する。シャープは2011年中に100万台の売り上げを目標に掲げる。 購入者はシャープが新たに立ち上げるクラウドサービスに登録する必要がある。サービス名称は端末と同じ「ガラパゴス」だ。第1弾としてインターネットを通じて新聞や雑誌、書籍を有料で配信する。来春には映画やテレビドラマ、ゲームの配信も開始し、来年9月までには広告ビジネスにも乗り出す。さ
