ワタミグループ創業者の渡邉美樹会長は2013年5月31日、自民党本部で会見を開き、夏の参院選に自民党公認で比例区から出馬することを正式に表明した。11年の都知事選では都議会民主党の推薦を受けたが、この日は「アベノミクスは非常に見事と感じている」と安倍政権を高く評価。また「若者が夢を持てない社会」への対処法を聞かれると、 「なぜ夢を持てないかというと、(日本の)現状にある程度満足してしまっているから。自分のことだけでなく、たとえば発展途上国の子どもたちなど、世界の現状に関心を持てば、『自分も役に立てるのでは』と責任感が生まれ、そこに次の夢が生まれてくるのでは」 と持論を披露した。