2021年6月1日のブックマーク (2件)

  • 哲学者が、「分析哲学は、衰退しつつある」と悲観するワケとは? 翻訳:「分析哲学の終焉」, リアム・コフィー・ブライト - 本の結合子

    訳者解説: 文: 訳者解説: 哲学者が、「分析哲学は、衰退しつつある」と論じる記事です。ツイッターで知りました。この主題は、著者の研究領域と関係があるようです。著者リアム・コフィー・ブライト氏はロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにて、主に社会認識論という分野を専門としています。助教授です。社会認識論はトマス・クーンやミシェル・フーコーの仕事まで遡る事ができる*1、哲学の中でも社会的志向が強い分野のようです。 業績を見ると、研究業界において女性や黒人であることがその地位に及ぼす影響に関するものがあります。「アフリカーナ哲学」を専攻の一つに挙げており、「たぶん私は世界で唯一の公式なアフリカーナ哲学者かもしれません!」と述べています。あくまで印象ですが、社会的志向とアイデンティティという2つの関心は、次に翻訳した記事にもよく現れているように思います。 直前の記事では自分の仕事を一つ一つ取り

    哲学者が、「分析哲学は、衰退しつつある」と悲観するワケとは? 翻訳:「分析哲学の終焉」, リアム・コフィー・ブライト - 本の結合子
  • メンタルヘルスの重要性、そして「NO」と言う勇気|竹田ダニエル

    アスリートにだって、人権はある。 そして悪しき慣習や改善の余地のある環境は、変えていくべきだ。 「女子テニスの大坂なおみ選手が四大大会第2戦、全仏オープン(パリ)のシングルス1回戦勝利後に記者会見を拒否したことを受け、四大大会の主催者は30日、今後も違反が続けば全仏で失格、他の四大大会で出場停止処分の可能性を通告する異例の共同声明を発表した。同日の罰金として1万5000ドル(約165万円)を科した。」 大坂なおみ選手は「記者会見は選手のメンタルヘルスに全く考慮していない」という重要な問題提起をした上で、課せられた罰金はメンタルヘルス系のチャリティに寄付することを望んでいると公言している。日でこのニュースが報じられた際には、「メンタルヘルス」が「心の健康」と訳されたり、全くメンタルヘルスについての言及がなく、ただ大坂選手が会見を拒んでいるだけかのように取り上げられていることに悪意を感じる。

    メンタルヘルスの重要性、そして「NO」と言う勇気|竹田ダニエル