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ブックマーク / www.jst.go.jp (8)

  • 共同発表:世界初、思うだけで操れる3本目の腕~同時にいろいろこなせる人になる訓練用としても期待~

    ImPACTプログラム「脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現」では、脳情報の可視化と制御の技術開発を進め、健康な脳をいつまでも維持できる社会を実現することを目指しています。 西尾主幹研究員が牽引するプロジェクトは、脳情報とアンドロイド・ロボット注2)(以下、アンドロイド)を組み合わせることで、人の持つ能力を拡大しようとするものです。今回の成果は、BMIにより、人の身体能力を技術的に拡大できる可能性を示しました。これは、人の身体・認知機能を維持・強化する仕組みの解明の糸口でもあり、科学的な発見にとどまらず、新たな脳情報サービス創出への大きな一歩を踏み出せたと考えています。 <研究の背景と経緯> ImPACT山川プログラムでは、脳の健康に関する科学研究と産業界の相乗効果による、世界に先駆けた新産業創出を目指しています。その一環として、アンドロイドが人の脳に及ぼす効果の検証と、この効果

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    theoria24 2018/08/01
  • 共同発表:励起子生成効率100%以上を実現するOLEDの原理実証に成功〜高強度近赤外OLEDの実現に道〜

    ポイント OLEDにおいて、一重項励起子開裂を経て生成された三重項励起子を、エレクトロルミネッセンス(EL)として利用可能であることを初めて実証しました。手法により、100%が理論限界とされてきた励起子生成効率をさらに高めることが可能となります。 研究での実証により、近赤外有機EL素子からの高強度エレクトロルミネッセンスが実現でき、センサー用や通信用光源などにおける新しいアプリケーション用途を開拓できると期待されます。 九州大学 最先端有機光エレクトロニクス研究センターの中野谷 一 准教授、永田 亮 工学府博士課程学生、安達 千波矢 センター長らの研究グループは、励起子生成効率注1)100%以上を示す有機EL素子(OLED:Organic Light Emitting Diode)の開発に成功しました。 研究では、1つの一重項励起子から2つの三重項励起子を生成する「一重項励起子開裂(

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    theoria24 2018/07/08
  • 機構報 第1307号:「第7回 科学の甲子園全国大会」神奈川県代表 栄光学園高等学校が優勝

    JST(理事長 濵口 道成)が平成30年3月16日(金)から3月19日(月)までの日程で開催している「第7回 科学の甲子園全国大会」(開催場所:埼玉県さいたま市)は、全競技を終え、その結果、神奈川県代表栄光学園高等学校が優勝しました。 「科学の甲子園全国大会」は科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層のさらなる学力伸長を目的として、高校生等を対象に平成23年度に創設されました。 第7回全国大会には、過去最高の参加校数となった698校から8,725名のエントリーがあり、各都道府県の選考を経て選抜された47校、合計361名の高校生達が、科学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな科学的課題に挑戦しました。 筆記競技と3つの実技競技の得点を加算した総合成績により、神奈川県代表 栄光学園高等学校が優勝、広島県代表 広島学院高等学校が第2位、東京都代表 筑波大学附属駒場高等学校が第3位となりま

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    theoria24 2018/03/22
  • 共同発表:固体中で熱を特定の方向に流し、一点に集めることに成功~熱制御に新しい選択肢~

    ポイント 方向性なく固体中を拡散すると考えられてきた熱に指向性を与えられることを実証しました。 世界で初めて、固体中で熱流を一点に集中させる集熱に成功しました。 発熱が大きな問題となる半導体チップなどの放熱問題解決に寄与する、新しい構造設計手法を提供し、より高度な熱制御が可能になることが期待できます。 東京大学 生産技術研究所附属マイクロナノ学際研究センターの野村 政宏 准教授、Roman Anufriev氏(ロマン・アヌフリエフ 東京大学特別研究員・日学術振興会外国人特別研究員)らは、シリコン薄膜にナノ構造を形成することで熱流に指向性を与え、集熱に成功しました。 熱は固体中を四方八方に拡散するため、特定の方向に熱をより多く流すことはできず、より高度な熱マネジメントを必要とするデバイスなどで、熱流制御への期待が高まっています。研究では、シリコン薄膜に規則正しくナノサイズの円孔を配列し、

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    theoria24 2017/05/19
  • 共同発表:DNAは細胞のバネとしても働いている~「DNAの新たな役割」を提唱~

    平成29年4月21日 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 科学技術振興機構(JST) 日医療研究開発機構(AMED) 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所の島 勇太 准教授と前島 一博 教授らのグループは、細胞の核の「強さ」が生み出される仕組みを、物理の先端技術と生化学の研究手法を用いて明らかにしました。 私たちの体を形成する細胞の核のなかには生命の設計図であるDNAが収められています。細胞および核は押されたり引っ張られたりして、絶えず物理的な力にさらされています。この力によりDNAが切れたりすると、細胞にさまざまな問題が生じます(図1)。これまで、細胞の核はその硬い殻の構造によって内部のDNAを守っていると考えられてきました。 研究では、直径が髪の毛の百分の一ほど(〜1ミクロン)の細いガラス針を使ってヒト細胞の核を直接触り(図2A)、力を掛けたときの核のゆがみを観察するこ

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    theoria24 2017/04/21
  • 共同発表:多糖類から「ゼロ複屈折ポリマー」の開発に成功

    ポイント 多糖類の一種であるプルラン注1)から、簡単なエステル化注2)の手法により、添加剤を一切加える必要のない「ゼロ複屈折ポリマー」注3)の開発に成功しました。 全ての可視光領域において、ゼロ複屈折を発現しました。 置換するエステル基の種類を変えることで、複屈折の値を自在に調整することが可能であるとともに、機械物性、耐熱性、耐水性、成形加工性にも優れています。 多糖類の1つであるプルランを出発原料とし、プルランの持つ特徴的な分子構造を保持したまま、簡単なエステル化により、光学特性に非常に優れたゼロ複屈折ポリマーの開発に成功しました。開発したゼロ複屈折ポリマーは、添加剤を一切加えることなくゼロ複屈折を発現するとともに、全ての可視光領域に対して、複屈折がゼロである優れた光学特性を持ち、機械物性、耐熱性、耐水性、成形加工性にも優れています。また、置換するエステル基の種類を変えることにより、ゼロ

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    theoria24 2017/04/19
  • 共同発表:ガス分子のサイズと形状を色の変化で見分け、安定に貯蔵できる 新たな空間材料の開発に成功

    金沢大学 理工研究域 物質化学系の生越 友樹 教授らの研究グループは,リング状有機空間材料「ピラー[n]アレーン」注1)骨格を化学的に修飾することにより、リング内に取り込んだガス分子(ゲスト分子)のサイズと形状を“色”の変化という直観的な方法で見分けることができる新しい空間材料を開発しました。また、その色変化のメカニズムが、ゲスト分子の取り込みによって生じるピラー[n]アレーンの構造変化に起因することも明らかにしました。 開発した材料は、電気的な偏り(極性)が小さいために従来取り込みが難しかったアルカンガス分子注2)を吸着することが可能であり、また、常温・大気圧下でガス分子を安定に貯蔵する能力を持ちます。さらに、炭素-炭素、炭素-水素結合からなるアルカンガス分子のうち、直鎖状の分子を取り込み、分岐・環状の分子は取り込まないというサイズと形状選択性も有しているため、分子の形状による選択的な検

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    theoria24 2017/04/18
  • 共同発表:歌詞のトピックに基づいてさまざまな歌詞に出会える新しい歌詞探索ツール「Lyric Jumper」を公開

    歌詞のトピックに基づいてさまざまな歌詞に出会える新しい歌詞探索ツール「Lyric Jumper」を公開 ~(株)シンクパワー「プチリリ」の大規模歌詞データを産総研の技術で自動解析して実現~ ポイント 従来の曲名・フレーズ検索とは異なり、さまざまな歌詞やアーティストに出会える歌詞探索ツール。 (株)シンクパワーの大規模歌詞データを産総研の歌詞トピック解析技術で自動解析して可視化を実現。 歌詞のトピックに着目して、類似アーティストの発見、歌詞の選択・表示、トピックを表すフレーズの表示などが可能。 株式会社シンクパワー【代表取締役社長 冨田 雅和】(以下「シンクパワー」という)と、国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)情報技術研究部門【研究部門長 田中 良夫】後藤 真孝 首席研究員、メディアインタラクション研究グループ佃 洸摂 研究員、石田 啓介 テク

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    theoria24 2017/02/21
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