マンガに精通する書店員らが「その年一番の面白いマンガ」を選ぶ「マンガ大賞2018」(実行委員会主催)の授賞式が22日、ニッポン放送本社ビル(東京都千代田区)で開かれ、板垣巴留さんの「BEASTARS(ビースターズ)」が大賞に選ばれた。 「ビースターズ」は、2016年からマンガ誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中。擬人化した動物が登場し、肉食獣と草食獣が共存し、“食殺”が最大のタブーとされる世界を舞台に、繊細な性格で肉食獣としての本能に悩んでいるチェリートン学園の演劇部員レゴシ(ハイイロオオカミ)や仲間たちの全寮制の学園生活を描いている。秋田書店のマンガが同賞の大賞に選ばれたのは初めて。 同日の授賞式に、ニワトリのかぶり物をして主席した板垣さんは「すごい変なマンガなので、みなさんに受け入れてもらって驚きです」と大賞の感想を語った。マンガ家を目指した時期は「本格的に目指したのは大学4