自分の特性の見極め自分の特性を見極めるのは、とてもむずかしい。 「わたしは◯◯が得意です」と胸を張って言えることがひとつやふたつあるだろうか? 先日読んだ本『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする(グレッグ・マキューン (著), 高橋 璃子 (翻訳))』では、それをひとつにしぼって突き進め、ということが何度も書かれてあった。 なんにでもアンテナを張って首を突っ込んでいると、なにもかもが中途半端になってしまう。 本当に自分に必要なものだけを吟味して、不要だと思ったことには思い切って「ノー」を言う、本当に必要なものだけに「イエス」といい、それに向かって進んでいくというのだ。 ただ、わたしたちのいるIT業界では逆の方向に行っていると表面的には思える。 プログラマーは、JavaだけができるよりもRubyやPythonもできるほうがよいとされる。 デザイナーは、プログラム的な考え方ができる