本地区は、天王寺・阿倍野ターミナルの南西に位置した高いポテンシャルを持つ地域ですが、商業・住宅等が混在し自然的発展をとげた結果、戦前からの老朽木造建物が密集し、道路・公園等の公共施設が不足していたため、住環境的観点や防災的観点から整備が必要な地域でした。 本事業は、上述の地域の約28haに、権利者数3,000人以上を対象に昭和51年度から進めている第二種市街地再開発事業です。土地の高度利用と都市機能の更新を目的に、道路・公園等の公共施設と再開発ビルを総合的に整備して、安全で安心な住みよいまち、賑いと魅力のあるまちの形成を図る事業で、平成30年3月に事業が完了しました。