ロシア・モスクワ(Moscow)の自転車シェアリングサービスの自転車置き場(2013年5月30日撮影)。(c)AFP/ANDREY SMIRNOV 【6月2日 AFP】ロシアの首都モスクワ(Moscow)で1日、交通渋滞緩和のために導入された自転車シェアリングサービスが始まり、この日を待ちわびた自転車愛好家らが早速利用した。しかし、多くの人々は首都中心部の幅が広く混雑した道路を自転車で通行することに不安を抱いており、今後も通勤には地下鉄を利用するという声が多く聞かれた。 この事業計画は、パリ(Paris)やロンドン(London)、最近ではニューヨーク(New York)で導入された自転車シェアリングシステムと同様のものだ。初期段階では、首都中心部の大通り沿いに設置された約30か所の自転車置き場に、合計150台の自転車しか用意されていないが、当局によるとこのサービスを急ピッチで拡大する計画