新藤義孝総務相は1日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。2012年12月の閣僚就任後、6回目となる。昨年末の安倍晋三首相の参拝を受け、中国や韓国などが反発しているさなかの閣僚参拝で、批判がさらに強まる可能性がある。 新藤氏は参拝の理由について「戦争で命を落とした方々に対し、尊崇の念を込めてお参りをした」と述べた。また、中韓の反発に対しては「どこの国でも、国のために命を捧げた方々に対し、同じような行為がされているので問題になるとは思っていない」と反論。玉串料は私費で奉納し、私的な参拝だと強調した。 新藤氏は「参拝は個人の心の自由の問題」として昨年以降、4月の春季例大祭、8月の終戦の日、10月の秋季例大祭などにあわせて参拝。12月26日の記者会見では「初詣はまた行こうと思っている。こういった問題が特別なものになること自体、やめた方がいい」と語っていた。 安倍首相は、閣僚の参拝は「自由意思」と容