ドイツの首都ベルリンで屋外の市場に大型のトラックが突っ込んで12人が死亡した事件で、捜査当局はいったんは拘束していたパキスタン出身と見られる男性について、関与を裏付ける十分な証拠が得られなかったとして釈放し、実行犯はいまだに逃走を続けているとして行方を追っていることを、明らかにしました。 警察は当初、トラックを運転していて現場から逃走したとみられていた男性を近くで拘束したと発表し、デメジエール内相も難民としてドイツに入国したパキスタン出身と見られる人物だと説明していました。 しかし、検察は20日午後、この男性が一貫して容疑を否認していたうえ、目撃証言もあいまいで事件への関与を裏付ける十分な証拠が得られなかったとして、男性を釈放したと発表しました。 そして、実行犯がいまだに逃走を続けているとして行方を捜査していることを明らかにするとともに、市民に対して警戒を怠らず、不審な情報があれば直ちに警