『赤い影』(英: Don't Look Now、伊: A Venezia... un dicembre rosso shocking)は、1973年のイギリスとイタリアによる合作映画。 『鳥』、『レベッカ』などアルフレッド・ヒッチコック作品で知られる小説家ダフニ・デュ・モーリエの短編「いまは見てはだめ」(短編集『真夜中すぎでなく / Not After Midnight』1972年出版に収録)を映画化したもの。 ニコラス・ローグによるオカルト色の濃いサスペンス・スリラーで、赤を効果的に用いたイメージと、カットバック映像を凝らした撮影監督出身らしい視覚映像で迫る作品。 イギリス。バクスター夫妻は、突如として愛娘クリスティン(シャロン・ウィリアムズ)を水難事故で失ってしまう。 数ヶ月後、ジョン(ドナルド・サザーランド)は妻ローラ(ジュリー・クリスティ)を連れ、教会修復の仕事でイタリアのベニス(