5月14日、「ZOZO」を運営する(株)スタートトゥデイの2008年3月期の通期決算発表があった。売上高、利益ともに予算を達成しており、収益性も向上している。 自社販売と受託販売を合わせた2008年3月期の取扱高は170.9億円という規模で、ファッション系EC大手の「マガシーク」と「スタイライフ」の合計金額を上回る水準に成長している。 会員数、アクセス数も堅調に伸びており今後も売上成長が見込める基盤が整っていると思うが、現状の課題として①商品供給、②ブランド数の2点を挙げている。ブランド数の拡大と平行して売上も成長してきたが、ZOZOブランドのコンセプトとマッチするブランドはある程度は確保済みと判断しているようで、さらにブランドを増やすためには別のハコが必要になると考えているようだ。 メディア化の促進による既存EC事業の拡大や広告事業の強化を進めながら、ZOZO以外の分野や市場へ進出するこ