日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告の妻、キャロル・ゴーン夫人がG7(主要7カ国首脳会議)を前に、「日本の人質司法についてよく考えてほしい」と訴えました。 キャロル・ゴーンさん:「日本はG7の国で人質司法を持つ唯一の国です。G7の首脳らが日本人の人質司法についてよく考えてほしい」 ゴーン被告の妻、キャロル・ゴーンさんはアメリカのCNNテレビのインタビューに答え、ゴーン被告の日本での処遇について残酷で不公平だと主張し、フランスのマクロン大統領から安倍総理大臣に訴えてほしいと話しました。また、初公判の日程がいまだ設定されていないことや、弁護に必要な証拠を見せられていないと日本の司法の対応を非難しました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2019